京都の街路とモーターサイクル
インタビュー

斎藤 美月のプロフィール写真
京都府

斎藤 美月

京都のモーターサイクルカルチャー編集者

古都の裏道とカフェをバイクで結ぶ。ライディングカルチャーと日常の美学をテーマに執筆。

京都の朝は、観光バスより先にバイクが動く。斎藤さんは地元のカフェとショップを結び、小さなグループライドを企画する。「派手さはいらない。続く場をつくりたい」。

余白がコミュニティを育てる

速さの競争があると、初めての人が離れる。余白——立ち話、寄り道、写真の一枚——があると、文化が根づく。京都のライディングは、景観と日常の境界線上にある。

京都の街路とモーターサイクル
京都の街路とモーターサイクル

コミュニティは、速さより余白で育つ。

寺の塀、鴨川、石畳

寺の塀の影、鴨川の風、路地の石畳。タイヤは観光マップより先に、歴史の手触りを伝える。編集者としての彼女は、その手触りを文章に翻訳する。

古都の静けさと朝の光
古都の静けさと朝の光

カフェはエンジンを休めるサロン

ライド後の一杯が、次の企画の種になる。整備の話、失敗談、季節のルート。「ゴールはキロ数ではなく、共有した一杯かもしれない」。

古都の文化は、大声より丁寧なスロットルで運ばれる。

取材を終えて裏道を歩くと、駐車の仕方ひとつに美学があった。京都のモーターサイクルカルチャーは、ルールより気配りで編まれている。

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